社会人大学・専門職大学院情報

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キャッチ

  明治維新を経て、日本が近代社会に生まれ変わってから140年以上、さらに、戦後60年以上が経過しています。しかし、私たちの、社会・技術システムは様々な綻びを見せ始めています。それは、誰もが良かれと思って実施した、狭い範囲での部分的なシステムの最適化に起因しています。結果として全体的としてアンバランスになっています。携帯電話のICチップから、自動車、ロケット、それらの製造プロセス、プラントの運用、流通、マーケティング、さらには、国家までをシステムとして捉えることができますが、その中で「木を見て森を見ず」、あるいは「森を見て木を見ず」という姿勢に問題があったのです。これに答を与えてくれるのが、「システムデザイン」と「システムマネジメント」の概念(System Design and Management = SDM)です。すなわち、社会の様々な異なった価値観を有する集団(ステークホルダと呼びます)との関わりや、環境をも配慮し、かつ、時間的な制約や費用も考慮し、廃棄を含む将来までを見据えて最適なシステムを構築する必要があります。さらに、そのシステムを様々な要因を調整し、安全・安心に、社会と協生しつつ、かつ、持続可能なように運用してゆくことが「システムマネジメント」です。
  慶應義塾大学では、こうしたシステムの再構築を目指して、まったく新しい構想による大学院、システムデザイン・マネジメント研究科を2008年に設置しました。本年は慶應義塾大学創立150年でもあり、その記念事業の一環となっています。カリキュラムと研究内容に「次世代の慶應」を感じさせるものとなっています。社会経験があり具体的な問題意識を持った、産学官からの人たちが、学部を卒業したてのフレッシュな感覚の学生も交えて、活発な議論をしながら答えを見つけてゆくのに相応しいメルティングポットが提供されています。技術系だけではなく人文科学系としても、社会での活躍の場を広げてゆきます。
  この研究科では、新たにシステムを構築する力を有するクリエイティブ・システムズ・デザイナと、システムの管理運用の能力を有するイノベーティブ・プロジェクト・リーダーとなる人物を育成します。
新校舎:日吉キャンパス

教育・カリキュラムの特色
  システムのライフサイクルを見通しつつ、複数のステークホルダーからの多様な要請に合致したシステムを構築して運用するためのスキルを学びます。カリキュラムの最大の特徴は、デザイン・プロジェトです。具体的にシステムを設計する前に、社会や顧客の要求を徹底的に分析し、概念を構築し、それを仕様書とし、サブシステム、さらには部品の製造へと落とし込み、そして、完成したシステムが当初の要求を満たしているかどうか評価するサイクル(いわゆるVカーブ)を全員が経験します。そのツールとして、Concurrent Design Facility (CDF)を導入し、最先端のIT技術を利用し、遠隔地であってもステークホルダーが一堂に会して、設計を最適化してゆく方法を体得します。デザインプロジェクトは、小規模のチームで行います。
  企業での豊富な開発経験を有し,世界戦略を議論できる教員が講義を行います。また、この分野で最先端を走る海外の大学の教員による講義も多数予定されています。企業のトップなど、社会の第一線で活躍する方々によるレクチャーシリーズも計画されています。専門の講義以外に、特に、日本人が苦手なディベートなどの技法を実践的に学ぶ講義と演習を充実させています。
 
入試日程
【第1回入学試験】修士・後期博士課程(2008年9月・2009年4月入学)
Webエントリー開始 5/28(水)
出願期間 6/4(水)〜6/9(月)
1次選考合格発表 6/20(金)13:00
2次選考(口頭試問) 6/28(土)・29(日)
2次選考合格発表 7/1(火)13:00
【第2回入学試験】修士・後期博士課程(2009年4月入学)
Webエントリー開始 7/23(水)
出願期間 7/30(水)〜8/4(月)
1次選考合格発表 8/29(金)13:00
2次選考(口頭試問) 9/6(土)・7(日)
2次選考合格発表 9/9(火)13:00
【第3回入学試験】修士・後期博士課程(2009年4月・2009年9月入学)
Webエントリー開始 1/7(水)
出願期間 1/14(水)〜1/19(月)
1次選考合格発表 1/30(金)13:00
2次選考(口頭試問) 2/7(土)・8(日)
2次選考合格発表 2/10(火)13:00
※詳細は大学院案内または、入試要項でご確認ください。
修士・博士(システムエンジニアリング学)
修士・博士(システムデザイン・マネジメント学)
修士課程:77名
後期博士課程:11名
専任教員:12名
日吉キャンパス
(2008年8月までは三田キャンパス〈東京〉)
 
[2008年4月入学者 合計金額]
修士課程:2,138,600円
後期博士課程:1,388,600円
[2008年9月入学者 合計金額]
修士課程:1,224,350円
後期博士課程:849,350円
慶應義塾大学大学院奨学金〈予定〉、日本学生支援機構奨学金(旧日本育英会奨学金)、指定寄附奨学金、その他各種奨学金

慶應義塾 日吉学事センター
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
Tel:03-5427-1863
 
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