近年、規制緩和、自由化、情報化および経済活動のグローバル化により、企業を取り巻く経営環境は急激な変化を遂げています。さらに産業構造の変化やイノベーションの加速化により、多くの企業が新規事業分野への進出、異業種への参入、および国境を超えた地球規模でのグローバルな再編に取り組んでいます。
現在、日本企業の多くが未曾有の困難に直面しており、経営者のみならずそこで働く人びともまた、困難を克服し将来を切り開くため、こうしたグローバルな規模での諸変化に速やかに対応することを求められています。近年、急速に進展したグローバリゼーションの流れは、ファイナンスやアカウンティングの領域にとどまらず、マーケティングやマネジメントの分野においても顕著であり、わが国の企業に対し大胆な変革を迫ってきています。
職業人の多くはこのような時代の変革を体験し、経営環境の急激な変化に適応するだけでなく、新しい分野で活躍しうるような知識やスキルを積極的に吸収する必要に迫られています。従来の産業構造や技術の下で活躍してきた専門職は、自らの固有の能力やステイタスを確保するためにリカレント教育を受けたり、新しい知識を吸収して絶えずブラッシュアップする必要性があります。
しかしながら、こうした専門的職業人が手軽に再教育を受けたり、現在の職業遂行能力を飛躍的に向上させたり、また新たに専門職に就くためにプロフェッショナル教育を受ける機会は、きわめて限定されていました。
21世紀の成功の鍵は、たえず変化・発展し続ける知識やスキルを生涯にわたって学習することにあるともいわれています。こうした知識やスキルを重視する社会−知識社会−における新しい学習ニーズに応えるため、明治大学は専門職大学院として「グローバル・ビジネス研究科」を設置しています。
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