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マンション購入ガイド

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マンション購入のポイントや住宅ローン、設備に関して解説します。
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第50回タワーマンションのプレミアム価値-2

この数年で日本の都市に増えてきた超高層マンション=タワーマンションは、街のランドマークとなる建物であるがゆえに建築デザインも見応えがあり、住戸数が多いがゆえに共有部分も工夫され充実していること、また、地震に特に配慮した免震設計などの最新技術を前回で解説させていただきました。

今回は、実際にいくつかの物件を例にして、具体的なプレミアム価値を探ってみましょう。

特別な眺望と特別な設計・設備を持つ、高層階“トップグレード”住戸
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タワーマンションの目玉は、何と言っても眺望にありますが、その恩恵を受けられるのは高層階住戸。住戸の位置によっては、前が海だという場合は、決して建物に遮られることがなく眺望が約束されていると言えましょう。タワーマンションは敷地にゆとりがあるため、全方向に隣接する建物がありません。特に角住戸は2方向に開口部があり眺望がとれることもプレミアムです。

地下鉄「勝どき」駅徒歩5分の立地に、今年平成20年1月に完成した58階建ての「THE TOKYO TOWER」(事業主/オリックス不動産・東急不動産)は、「MID TOWER(648戸)」と「SEA TOWER(1,333戸)」という2つの住棟があります。57階と58階のフロアは、約100平米で1億1千万円程度の価格帯などの「トップグレード住戸」になっており、特別なセキュリティーや設備を設けています。

レインボーブリッジや浜離宮などが見渡せるバルコニー面は間口が約8m以上。中にはリビング・ダイニングルームを含む3室がバルコニーに面している、間口10mを超える住戸もあります。そしてリビング・ダイニングルームの天井高は約2.75m。標準的なファミリーマンションの天井高は2.6mくらいでも高い方ですから、縦横に広いガラス面に絶景が広がる開放的な空間です。

100平米超の住戸になると収納スペースを多く設けられるため、余計な家具を置くことでデッドスペースが生まれることもありません。例えば113平米3LDKの住戸には、3つの居室それぞれにウォークインクローゼットが付き、玄関にはシューズインクローゼット、廊下には納戸スペースがあります。

トップグレード住戸は標準設備も特別。全居室に天井カセット型エアコンが設置されているので、居室の壁面にエアコンが取り付けられることがなく、空間がすっきり。浴室は大人がのびのびと入浴できる1620サイズ。キッチンは4畳以上で、ドイツ製食器洗浄機が設置されています。

全住戸に共通した設備としては、省エネ型オール電化であること。IHクッキングヒーター、給湯システム、温水床暖房が装備されています。

安心・安全・便利というプレミアム

「THE TOKYO TOWER」の建物は、高強度のコンクリートと高強度鉄筋を組み合わせた耐震フレームの超高層RC構造。特に駆体の寿命が長いのが特徴です。さらに地震の際には建物の揺れを吸収し、建物の破損を防ぐ「制震設計」。地震に耐えるのではなく、地震の揺れを逃がす構造です。

セキュリティーは日勤&夜勤の24時間有人管理と、警備会社と提携したオンラインセキュリティーシステム。複製しにくいICカードで施錠、解錠するカードリーダーを、エントランス、エレベーター、住戸玄関の3カ所(57階、58階は4カ所)に設置して部外者をシャットアウトしています。

共有スペースが充実しているのも「THE TOKYO TOWER」の特徴。1階にはインテリアにもこだわった広々としたロビーやラウンジの他、最上階にはゲストルーム、スカイラウンジが設けられています。またコンシェルジュサービスとして、クリーニングの受け渡し、タクシー、ベビーシッター、レンタカー、ホテル西洋銀座のケータリングサービス、三越と松屋のギフトショッピング手配のサービスが受けられます。

敷地内には、住民以外も利用できる生活利便施設がそろっています。24時間営業のスーパーマーケット、0歳から5歳まで預けられる中央区認可保育園、内科・小児科・歯科のクリニック、カフェ、エステやマッサージのサロン。さらにスポーツ棟「SEA SIDE ANNEX」には、25mプール、ジャグジー、フィットネスジム、ゴルフレンジがあります。

限られた面積の土地で、1,000戸規模の住戸を分譲する事業だからこそ可能な、共用施設や環境づくり。都市の中心で都市を楽しみながら暮らすライフスタイルをサポートする機能が、ここには備わっていると言えるでしょう。そういった意味では、ここはまさに街であり、守られた要塞(ようさい)。都市で安心して暮らすということを考え抜いた住まいが、タワーマンションと言えるかもしれません。

新しい都市再開発事業にふさわしい、持続できる環境づくり

東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩6分の立地に、2010年3月下旬完成予定で開発中の「二子玉川ライズ・タワー&レジデンス(事業主・東急電鉄、東急不動産)」は、約2.5haの敷地に5棟の住棟からなる全1,033戸。一番高いタワーイーストは48階です。都内最大の民間再開発面積と言われる約11.2haの市街地再開発事業地に計画されています。

二子玉川駅周辺は、東急電鉄が古くから開発をしてきた高級住宅街の中心的商業地区と言っても過言ではありませんが、玉川高島屋S.Cがある駅の西側に比べて、東側は、旧来の商店街や民家が立ち並んでいました。その東側を再開発させるべく、1982年(昭和57年)に「二子玉川再開発地区基本構想」が策定され、地元の商業者や住民による「再開発を考える会」が発足して、再開発事業がスタートしました。

「二子玉川ライズ・タワー&レジデンス」が建設されるのは再開発地区の一部で、駅から続く連続したランドスケープで開発されます。すぐ近くに広がる多摩川の流れと共に自然を感じることができるよう、特に豊富な植栽によって森を再現するような環境づくりをし、「森の邸宅街」と称しています。

そのテーマは、「良質な住環境を次代へ受け継ぐサスティナブル(持続可能)の思想」。それを証明するため、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)を取得予定である他、東京都のマンション環境性能行事制度の「建物の断熱性」「設備の省エネ性」「建物の長寿命化」「みどり」の4項目中3項目において最高ランクを取得しています。

5棟の住棟のある街区には約2haもの提供公園が設けられ、さらに隣接地は約6.3haの都市計画公園。高さ20mのケヤキを始めとする古くからある樹木を整備後の街区に移植するなどし、敷地面積に対して約30%緑被率という豊かな緑を作ります。また高層棟の屋上を緑化し、ヒートアイランド現象への配慮も行っています。

車の動線や駐車場は、人工地盤下の1階。2階が、植栽を施した緑のエリアと、エントランス階です。5つの住棟すべての住民が利用できる共用スペースは、タワーセントラル棟の1階から3階に設けられています。フィットネスルーム、キッズルーム、サロン、ゲストルーム、集会室、ミーティングルームです。さらに5つの住棟全てを管理する防災センターと、管理人が常駐しコンシェルジェサービスを行うフロントがあるグランドエントランスがあります。(フロントは、3つの高層棟にあります。)

タワーマンションならではの眺望を満喫する機能もしっかり。3つの高層棟には、展望ラウンジや、パーティーができるようキッチン設備があるスカイラウンジがあります。高層階の住戸の角住戸は、コーナーの居室に眺望をきれいにたっぷり楽しめるR型サッシを採用。角住戸は特別な“眺望住戸”と言えるでしょう。

「二子玉川ライズ・タワー&レジデンス」は、事業主が特別な思い入れを持って計画された特別な事業。特に都市にあって緑豊かな住環境は貴重な資産であり、二子玉川という街に愛着がある人には待望の終の棲家になるでしょう。ゆとりある敷地を持つタワーマンションだからこそ可能な環境づくりの見本と言えそうです。

タワーマンションの価値とは、他のファミリーマンションにはない共有スペースや住環境を手に入れることができること。眺望という資産を得られる高層階住戸は言うに及ばず、眺望はそこそこでも全方向が開放的なゆとりある敷地によって住戸の採光や通風も確保されている中・低層階住戸は、むしろ割安価格で資産価値が高いという見方もできます。

都市にはこれから、まだまだタワーマンションのオープンが目白押しです。ぜひあなただけのプレミアムなタワーマンションに巡り合ってください。

神ひとみ神ひとみ(ジン ヒトミ)
株式会社メイプルノア代表取締役
1964年東京生まれ。リクルート、浜野商品研究所などを経て、1996年よりマーケティングプランナーとして独立。分譲マンションの販売計画、広告デザインと共に、より良い住まいのあり方をディベロッパーに企画提案している。滞在型市民農園(クラインガルテン)の事業プロデュースは1994年から。田舎の農園で暮らすセカンドライフを提案している。