現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 ワンセグやラジオを見るのに、お金はかかるの?2007年02月22日 法林 岳之 ケータイにはいろいろな機能が搭載されています。最近ではワンセグやラジオの機能も搭載され、ユーザーの関心を集めています。今回はケータイに搭載されているワンセグやラジオなどの利用について、説明しましょう。
ケータイは元々、通話をするための道具でしたが、iモードをはじめとするサービスが各社から提供されたことで、メールやコンテンツ閲覧など、通話以外の用途が増えました。カメラが搭載され、写真付きメールをやり取りできるようになったり、ゲームやツールなどのアプリケーションをダウンロードして利用できるようにしたりと、次々と新しい機能が搭載されてきました。 そして、現在、もっとも注目を集めているサービスと言えば、やはり、ワンセグでしょう。ワンセグはケータイやカーナビ、パソコン、モバイル端末などを対象にした地上デジタル放送で、家庭などで見ている放送と同じ内容の番組をケータイで視聴できます。従来のアナログ放送のテレビよりも高品質な映像が楽しめるだけでなく、消費電力も抑えられているため、連続2〜3時間以上の視聴が可能となっています。 同様の放送サービスとしては、FMラジオ機能を搭載する機種も増えています。auのケータイではEZ・FMという機能がほぼ標準搭載となっています。FMラジオが聞けるのはもちろんですが、かかっている楽曲の情報を画面上で見たり、その楽曲の着うたを探すといった連動サービスも提供されています。また、エリアが東京と大阪に限られますが、「デジタルラジオ」というサービスも提供され、auの一部の最新機種にはチューナー機能が搭載されています。デジタルラジオでは音楽が聴けるだけでなく、簡易動画や静止画を見られたり、放送波を利用して、着うたを受信できるなど、今までにないラジオの可能性を示しています。 こうしたケータイに搭載されているテレビやラジオに関する機能は、基本的に無料で利用できます。ユーザーがワンセグのデータ放送からサイトに接続したり、FMラジオで流れている楽曲の着うたをダウンロードするときなどはパケット通信料がかかりますが、ワンセグを見るだけ、ラジオを聴くだけなら、基本的に料金はかかりません。 しかし、それでは携帯電話事業者が儲からないわけですが、ワンセグのように新しい技術やサービスは、ケータイのように誰もが使うモノに搭載した方が普及しやすいという側面があります。そこで、携帯電話事業者は新しい技術やサービスの普及を手助けをする意味もあり、こうした機能を積極的に搭載しているわけです。 その代わりというわけでもありませんが、一部の例外を除き、ワンセグやラジオ機能を搭載したケータイでは、携帯電話としての契約を解除してしまうと、これらの機能が利用できないしくみになっています。NTTドコモのFOMAやauのWIN、ソフトバンク3Gのケータイでは、契約者情報を記録したUSIMカードが装着されていますが、これを抜いてしまうと、テレビやラジオを利用できなくなるわけです。ユーザーとしてはちょっと残念な気もしますが、裏を返せば、そのケータイを使っている間はテレビもラジオも基本的に無料で楽しめるわけですから、積極的に活用してみるのも手です。ワンセグは全国でサービスが展開されていますし、なかには番組表からの録画予約に対応した機種も登場しています。せっかくの便利な機能なのですから、ぜひ活用してみましょう。 プロフィール
今さら聞けないケータイの話 バックナンバー
|
ここから広告です
広告終わり 一覧企画特集
デジタル関連書籍一覧
どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |