現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 離れていても家族で割引2007年03月08日 法林 岳之 各社のケータイでは、基本使用料が安くなる割引サービスがいろいろな形で提供されています。今回は家族が同じ事業者と契約することで割引が受けられる『家族割引』について説明しましょう。
春になると、異動や転勤、進学などで、転居が多くなります。転居となれば、ケータイも各携帯電話会社に登録している住所なども変更する必要があります。以前にも解説したことがありますが、ケータイの住所変更は特別な場合を除き、各社の公式サイトで手続きができますし、各社の系列店やお客様センターでも受け付けています。きちんと手続きをしておかないと、翌月以降、請求書が送られてこなくなったり、重要な情報の連絡が来なくなる可能性があります。忘れずに、手続きをしておきましょう。 ただ、住所を変更するとなると、ひとつ気になるのが家族割引です。現在、各携帯電話事業者では、さまざまな割引サービスを提供していますが、なかでも家族が同じ携帯電話事業者と契約したときに加入できる「家族割引サービス」は、もっとも利用者が多いと言われる割引サービスのひとつです。昨年、契約する事業者を変更しても電話番号が変わらない番号ポータビリティ(MNP/Mobile Number Portability)が開始されましたが、各事業者とも他社への契約者を流出を防ぐため、最初に強化を図ったのが家族割引サービスでした。 家族割引サービスの内容は、各事業者ごとに少しずつ違いますが、月々の基本使用料が25%、あるいは50%割引になったり、家族間のメール無料、家族間の通話割引、基本使用料内の無料通信分の共有など、各社独自の特典がいくつも用意されています。家族割引サービスに加入するときは、代表となる主回線を決め、そこに家族のケータイの回線が2〜10回線の範囲で組み込まれるという形になります。 しかし、進学などで転居して、ひとり暮らしを始めたり、単身赴任で家族と離れて住むことになったりすると、どうなるのでしょうか? 事業者ごとに対応が異なりますが、NTTドコモの「ファミリー割引」とauの「家族割」については、離れて暮らす家族とも家族割引サービスを組むことができます。請求書の送付先や支払い口座などが違ってもかまいません。ソフトバンクは現在、NTTドコモとauの料金プランをコピーしたブループランやオレンジプランといった料金プランを提供しているため、基本的には同様のことができますし、元々、自社で提供していた「家族割引」でも請求先を分けることが可能になっています。 進学を機に、ひとり暮らしを始めるお子さんに対し、「ケータイの料金は自分で払いなさい」とばかりに、一括請求から切り離してしまう親御さんもおられるそうですが、そんな厳しい家庭(?)でも家族割引サービスを契約しておけば、離れて暮らす家族とも割安な料金でコミュニケーションを図ることができるわけです。 ちなみに、家族割引サービスが組むことができる家族の範囲は、各社個別に決めています。NTTドコモのファミリー割引では対象となるのが主回線の契約者から三親等以内とされているため、自分の両親や兄弟はもちろん、祖父母やから孫、ひ孫、叔父、叔母が契約するケータイも家族割引サービスに組み込むことができます。もちろん、異なる住所に住んでいるときは、本人の同意が必要になります。auは同一住所で同一姓なら、すぐに家族割の対象になりますし、同一世帯で姓が異なるときや単身赴任などの場合は、住民票や遠隔地幼保検証などの書類を提出すれば、同様に家族割を利用することができます。 進学や転校、転勤などで、家族の生活環境が変わることがあるかもしれませんが、これを機に、家族割引サービスの登録を一度、点検してみてはどうでしょうか? プロフィール
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