現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 子どもたちに安全にケータイを使わせるには?2007年03月29日 法林 岳之 ケータイが普及してきたことで、最近では新入学や進学を機に、お子さんにケータイを持たせることを検討している親御さんも少なくないようです。今回はお子さんがケータイを安全に使うためのサービスについて紹介しましょう。
子どもたちにケータイを持たせることは、塾や遊びに出かけたとき、すぐに連絡を取ることができるなどのメリットがあります。忙しくて、なかなか顔を合わせることができないお父さんとメールをやり取りしているといった微笑ましい活用例も耳にしたことがあります。子どもたちがケータイを使い、ご両親や兄弟、同級生、友だちなどとコミュニケーションをするのなら、何ら問題はありませんが、パソコンと同じようにサイトに接続し、コンテンツ閲覧ができるのは少し気になるところでしょう。 以前にも紹介しましたが、ケータイで閲覧できるコンテンツには、各事業者が提供する公式サイト、一般の企業や団体、個人などが開設する一般サイトがあります。公式サイトは基本的に各事業者とコンテンツ提供業者が内容を確認していますが、一般サイトは役立つサイトがある一方、青少年に好ましくない内容のサイトも存在します。たとえば、出会い系サイトやアダルトコンテンツ、ギャンブル、薬物などが該当します。親御さんとしては、ケータイを持たせるのはいいが、こうしたサイトにはアクセスして欲しくないところです。公式サイトでもオークションなどのように、未成年者の参加が適していないコンテンツもあります。 そこで、各事業者では好ましくないコンテンツから子どもたちを守るため、「有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)」を提供しています。NTTドコモは「キッズiモード(アクセス制限機能)」「キッズiモードプラス」、auは「EZ安心アクセスサービス」「EZweb利用制限」、ソフトバンクは「ウェブ利用制限」「Yahoo!きっず」という名称で、それぞれサービスを提供しています。ちなみに、NTTドコモの「キッズiモード」については、より幅広いユーザーが利用できるように、4月以降にサービス名が変更される予定です。 各社のサービス内容は少しずつ違い、「公式サイト内のみを閲覧できるもの」「公式サイト内でホワイトリスト(適していると判断されたコンテンツリスト)に含まれるサイトのみを閲覧できるもの」「一般サイトも閲覧できるが、アダルトサイトや出会い系サイトなど、特定のURLへのアクセスを制限するもの」などがあります。一般サイトの閲覧を一部、制限するサービスは、パソコン向けに「フィルタリングサービス」のデータを提供している企業が持つ情報を活かし、ケータイからのアクセスを制限しています。 各社の有害サイトアクセス制限サービスは基本的に無料で提供されており、各社の公式メニュー、パソコン向けホームページ、系列店、お客さまセンターなどで申し込むことができます。お子さん名義のケータイでも親権者が依頼すれば、申し込むことができます。制限を解除するには系列店での手続きや書面での手続きが必要で、契約者が未成年者のときは親権者の同意書も必要なため、お子さんが勝手に解除してしまう心配もありません。 こうしたサービスは有害なコンテンツから子どもたちを守るうえで、有効な手段のひとつですが、「サービスに加入したら、あとはお任せ」ではなく、実際に子どもたちがどういう使い方をしているのかを知る必要があるでしょうし、大人たちもケータイで何ができるのかなどを知っておくことが大切です。子どもたちとコミュニケーションをしながら、ケータイの使い方をいっしょに考えていく必要があるでしょう。 有害サイトアクセス制限サービスについては、各社のホームページでもサービス内容が紹介されています。店頭でも詳しい説明が受けられるので、春休み中にお子さんといっしょに各社系列店に出向いてみてはどうでしょうか。 プロフィール
この記事の関連情報今さら聞けないケータイの話 バックナンバー
|
ここから広告です
広告終わり 一覧企画特集
デジタル関連書籍一覧
どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |