現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 画面がすぐに暗くなる?2007年05月31日 法林 岳之 ケータイにはさまざまな情報を表示するためのディスプレイが装備されていますが、ディスプレイを見やすくするために、いろいろな設定ができます。今回はディスプレイの設定について解説しましょう。
ケータイが主に通話のために使われていた時代は、ケータイのディスプレイもモノクロ表示で数行程度しか表示できないものでしたが、iモードの登場以降、ケータイのディスプレイのサイズは大きくなり、カメラ付きケータイの登場と前後するようにカラー表示が可能なディスプレイが搭載されるようになりました。 ここ2〜3年、ケータイのディスプレイは240×320ドット表示が可能な『QVGA』液晶が主流でしたが、昨年あたりからハイスペックモデルを中心に、縦方向が少し広く、240×400〜432ドット表示が可能な『ワイドQVGA』、さらに高解像度表示が可能な480×640ドット表示の『VGA』、480×800〜854ドット表示の『ワイドVGA』などを搭載するケータイも登場しています。特に、ワンセグ対応のケータイはワイド表示が可能なディスプレイが採用されることが多くなっています。ディスプレイの物理的なサイズについては、ここ数年、対角で2.4インチが最大級でしたが、2.6インチ、2.8インチと少しずつ大きなサイズのものが登場し、現在は3インチの液晶ディスプレイを搭載するケータイも登場しています。 液晶ディスプレイの解像度や物理的なサイズが大きくなると、文字が見やすくなったり、高精細な画像を表示できたりするなどのメリットがありますが、その半面、消費電力が増える傾向にあります。そこで、現在販売されているケータイでは、いろいろな形で液晶ディスプレイの消費電力を節約するための工夫が施されています。 たとえば、折りたたみデザインのケータイは、本体を開いた状態では液晶ディスプレイが表示されていますが、折りたたんだときはバックライトを自動的に消されるしくみになっています。本体を開いているときも一定時間、操作がなければ、自動的にバックライトが消灯し、画面表示も暗くなります。「この機種はすぐに画面が暗くなるなぁ」と感じたことがある人は、一度、バックライトの点灯時間を調節してみましょう。バックライトの点灯時間は一括で設定できるものもありますし、メールやコンテンツ閲覧時は個別の時間を設定できる機種もあります。ちなみに、NTTドコモのNEC製端末などに限られますが、待受画面でダイヤルボタンの[5]を長押しすると、ワンタッチでバックライトの点灯と消灯を切り替えられる機種もあります。バッテリーの残量が少なくなったときに有効なワザのひとつです。 また、液晶ディスプレイのバックライトは、点灯時間だけでなく、明るさも変更できます。当然のことながら、明るい設定よりも暗い設定の方が消費電力を抑えることができます。バッテリーの持ち時間が気になる人は、バックライトの明るさを少し暗くしてみるのも手です。ちなみに、最近の機種では光センサーを内蔵し、周囲の明るさに合わせ、液晶ディスプレイのバックライトの輝度を自動的に調節する機種も増えています。 サブディスプレイのある機種では同じように点灯時間などを設定できますが、最近では有機ELと呼ばれるディスプレイを採用する機種が増えています。有機ELは液晶と違い、自己発光をするしくみなので、バックライトを必要としませんが、点灯がOFFになると、何も表示されなくなってしまいます。有機ELは連続点灯で性能が劣化してしまうことがあるため、こうしたしくみになっているのです。 ケータイを使ううえで、ディスプレイは『情報の窓口』となる重要な場所です。自分のケータイを使いやすくするために、明るさや点灯時間の設定を一度、チェックしてみることをおすすめします。 プロフィール
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