現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 ワンセグや音楽再生は電池、持つの?2007年06月14日 法林 岳之 ケータイの新たな機能として、ワンセグや音楽再生が注目を集めていますが、まだ使ってことがない人にとって、気になるのは電池の持ち時間です。今回はワンセグや音楽再生を利用したときの電池の持ち具合いについて、解説しましょう。
ケータイが動作するには、電源が必要です。そのため、ケータイには電池パックが装着されています。3Gケータイが登場したばかりの頃は、電池の消耗が激しく、PDC方式などの第二世代の携帯電話に比べ、連続して利用できる時間が短くなっていました。しかし、3Gケータイも少しずつ改良が進み、最新の3Gケータイでは第二世代の携帯電話と同等以上の連続通話時間や連続待受時間を実現しつつあります。これは単純に電池パックの容量が増えたわけではなく、ケータイを構成する部品の省電力化やソフトウェアによる制御など、複数の要因によって、電池の持ちが改善されたと言われています。 しかし、その一方でワンセグや音楽再生といったケータイの新しい使い道が登場しています。ケータイは元々、通話やメール、コンテンツ閲覧など、コミュニケーションや通信をするための道具ですが、ワンセグや音楽再生のように、純粋にエンターテインメントとして楽しむ機能が増えています。こうした楽しい機能が利用できるのはユーザーとしてもうれしいのですが、実用面で気になるのは、やはり、電池の持ち具合いです。ワンセグを視聴したり、音楽を聴いていたために、いざというときに肝心の通話やメールができなかったのでは困るからです。 確かに、ケータイに音楽再生機能が搭載されたばかりの頃は、連続再生時間もほんの数時間ほどで、テレビ機能もアナログテレビチューナーが搭載されていた当時は、連続で30分から1時間程度しか、見られませんでした。しかし、現在ではその数倍以上の時間、これらの機能を利用できるようになりつつあります。 たとえば、音楽再生はほとんどの機種が十数時間以上、なかには60時間以上もの長時間再生が可能な機種も登場しています。これは市販のデジタル音楽プレーヤーと比べ、まったく遜色がないか、それを大きく上回る長時間再生を可能にしていることになります。こうした性能を実現できたのは、初期の音楽再生機能を搭載したケータイがケータイ本体に搭載されているCPUで音楽再生機能を実現していたのに対し、昨年あたりから登場した機種では音楽再生のための専用LSIを搭載し、音楽再生の処理はそちらに任せつつ、ケータイ本体のCPUはできるだけ休ませるようにしています。つまり、音楽再生時の消費電力をグッと抑えることができたわけです。 また、ワンセグについては、以前にも解説したことがありますが、ワンセグがデジタル放送であり、誤り訂正などの技術も盛り込まれているため、アナログテレビチューナーを搭載したケータイよりも視聴時の消費電力を抑えることができます。そのため、ほとんどの機種で約2〜3時間以上、今夏には約7時間もの連続視聴を可能にした機種も発売されています。ワンセグ対応端末は画面サイズも少しずつ大きくなってきましたが、2〜3インチ程度の大きさの画面をそんなに長時間、見続けることもないため、この程度の時間、視聴できれば、それほど不満に感じることもないでしょう。 もちろん、ワンセグや音楽再生などの機能をまったく使わない場合に比べれば、連続使用時間は短くなるわけですが、従来に比べれば、それほど電池の残量に神経質にならなくても利用できるようになってきたことは確かです。どちらも手軽に楽しめるケータイの機能ですので、ぜひ一度、体験してみることをおすすめします。 プロフィール
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