現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 一度に複数の人にメールを送るには?2007年08月02日 法林 岳之 ケータイではパソコンと同じように、メールを送受信できますが、メールを送信するときの宛先は1カ所だけでなく、複数の相手に同時にメールを送ることもできます。今回は一度に複数の人にメールを送る方法について、説明しましょう。
ケータイでもパソコンでも同じことですが、一般的にメールは相手の状況をあまり気にすることなく、メッセージを伝えられるというメリットがあります。相手が電話に応答できるかどうかがわからないときでもメールで用件を伝えておけば、相手は手の空いたとき、時間ができたときに返事を送ったり、電話を掛けてくることができます。こうした手軽さや使いやすさが支持され、メールが広く利用されるようになり、いろいろな連絡やお知らせにもメールが活用されています。おそらく、みなさんも同僚や友だちに何かを連絡したいとき、お知らせしたいことがあるとき、メールを使ったことがあるでしょう。 こうした連絡をするとき、同じ内容のメールを一通ずつ出していたのでは手間が掛かります。特に、ケータイの場合はメールのデータ量に応じて、パケット通信料が課金されるため、送ったメールの数だけ、パケット通信料が掛かることになります。そこで、同じ内容のメールを複数の人に送りたいときは、一度に送信するようにするわけです。「同報メール」などとも呼ばれる使い方です。 ケータイで複数の相手に同じ内容のメールを送るときは、メールの作成画面で宛先追加などの項目を選び、送りたい相手のメールアドレスを順次、追加入力します。このとき、同時に送信できる相手は、通常、5件程度に限られています。しかし、宛先を追加して、同時に5人にメールを送信しても送信時のパケット通信料は基本的に1通分しか掛からないため、パケット通信料を節約できるわけです。 また、複数の人にメールを送るとき、パソコンと同じように、宛先の種別(種類)を変更することができます。誰かにメールを送るとき、通常は宛先の種類として、「To」が設定され、そこに相手のメールアドレスを入力します。これに対し、メールの直接の宛先ではないが、目を通しておいて欲しいときは、宛先の種別に「Cc」を指定します。「Cc」は『Carbon Copy(カーボンコピー)』の略で、「目を通しておいて欲しいので、メールの複写を送っておきますよ」という意味になります。「Cc」に似たものとして、「Bcc」という宛先の種類もあります。これは『Blind Carbon Copy(ブラインドカーボンコピー)』の略で、「メールの複写を送るけど、あなたに送ったことは他の宛先(ToやCc)の人に知らせていません」という意味になります。パソコンのメールでもケータイのメールでも「To」や「Cc」に入力された宛先の人には、そのメールがどのメールアドレス宛に送られたのかがわかりますが、「Bcc」なら、それを知られずにメールの複写を送信できるわけです。 さらに、家族やサークルのメンバーなど、あらかじめ複数の宛先のメールアドレスをグループとしてケータイに登録しておき、それらの人に対して、メールを一斉に送信する「メールメンバー」や「送信メールグループ」「グループ送信」といった機能を用意している機種もあります。 ただし、一度にたくさんに送信できるとは言え、迷惑メール対策やネットワーク設備などの負荷も考慮する必要があるため、現在は各携帯電話事業者側で一日あたり一定数(200通や1000通)以上のメールを送信できないように、制限をしています。 メールは手軽で便利なコミュニケーション手段です。複数の宛先に送信できる同報メールを使うことで、お知らせなども伝えやすくなります。「To」や「Cc」、「Bcc」の特徴を正しく理解し、上手に活用してください。 プロフィール
この記事の関連情報今さら聞けないケータイの話 バックナンバー
|
ここから広告です 広告終わり 一覧企画特集
デジタル関連書籍一覧
どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |