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コラム「今さら聞けないケータイの話」

家族や友だちにすぐに連絡できるようにするには?

2007年08月30日

法林 岳之

 ケータイは通話やメールなどで、他の人々とコミュニケーションができますが、なかには家族や友だちのように、頻繁に連絡を取る相手もいます。こうした人たちに、すぐに連絡を取ることができる機能について、紹介しましょう。

写真auのケータイに搭載されている「ペア機能」は、[開始]ボタンを押すだけで画面が表示され、登録した相手にすぐに通話やメールができる。タブ形式で表示されていて、切り替えもわかりやすい。
写真NTTドコモのNEC製端末に搭載されている「直デン」機能。最大5件まで相手を登録できる。すぐに通話やメールができるだけでなく、iモードメールの一斉送信もできる。

 みなさんは誰かに電話をかけたり、メールを送るとき、ケータイをどのように操作をしているでしょうか。たとえば、音声通話のときは、電話帳やアドレス帳、発着信履歴から相手を選んで発信することが多いでしょうが、ケータイに電話番号が登録されていなければ、直接、電話番号を入力する方法も利用できます。メールも宛先の欄を選び、電話帳やアドレス帳に登録されているメールアドレスを参照しますが、過去に受信したメールから返信を選んで、メールを作成するといった使い方もできます。

 音声通話にしてもメールにしてもこれらの方法で問題なく、コミュニケーションができますが、実際にケータイを使ってみると、ある程度、頻繁に連絡を取る相手が出てきます。たとえば、自分の会社や取引先をはじめ、家族や同僚、仲のいい友だちなどです。こうした相手に連絡を取るとき、毎回、アドレス帳から相手を選んでいたのでは、ちょっと手間が掛かってしまいます。そこで、ケータイには頻繁に連絡を取る相手を登録しておき、すぐに呼び出せるようにする機能がいくつか用意されています。

 もっともよく知られているのが電話帳やアドレス帳に登録したときのメモリー番号を利用した発信方法です。すべての機種で利用できる機能ではありませんが、待受画面で[1]や[0][1]という1桁、もしくは2桁の番号をダイヤルボタンで入力し、発信ボタンを押すと、メモリー番号の1番(01番)に登録された相手に発信するという機能で、短縮ダイヤルのような使い方ができます。機種によって、名称などが異なりますが、「ツータッチダイヤル」と呼ばれることもあります。

 ただ、この方法の場合、どのメモリー番号に誰を登録したのかを覚えておく必要があります。そこで、最近では電話帳やアドレス帳に登録されている相手先の内、5人(5カ所)程度を抜粋し、すぐに呼び出せるようにした機能も登場しています。たとえば、auのケータイに搭載されている「ペア機能」では、アドレス帳に登録されている最大5件(機種によっては3件)を登録しておくことができます。待受画面で[開始]ボタンを押せば、ペア機能の画面が表示されるので、すぐに登録した相手に発信ししたり、メールを送ることができます。名前が大きく表示されるうえ、アドレス帳に顔写真が登録されていれば、それもいっしょに表示されるので、視覚的にもわかりやすくなっています。

 また、NTTドコモのNEC製端末にも「直デン」という同様の機能が搭載されており、待受画面で方向キーの上方向を押すと、すぐに画面を呼び出すことができます。直デンでは登録されている相手にすぐに電話やメールができるだけでなく、登録されている5件の相手に対し、一斉にメールを送信する機能なども用意されています。家族を登録しておき、用件を一斉にメールで伝えるといった使い方もできるわけです。

 この他の機種でも特定の数人(数カ所)の相手に対し、すぐに電話やメールができる機能が搭載されていることがあります。お使いの機種の取扱説明書で「電話をかける」や「電話帳」などの項目に、そういった機能がないかを一度、チェックしてみてください。

プロフィール

法林岳之(ほうりん・たかゆき)
ITジャーナリスト。パソコンや携帯電話など、幅広いデジタル製品の試用レポートや解説記事を執筆。携帯電話関連では業界No.1サイト「ケータイ Watch」にも連載中。「できるWindows Vista」「できる入門 今日からはじめるパソコン Windows Vista 対応」(インプレス刊)など著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。

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