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コラム「藤本健のオーディオステーション」

ウィンドウズ搭載ソフトで音楽を楽しむ

2008年01月29日

 デジタルオーディオプレイヤーを使う上で必須となるのが、CDからパソコンに音楽を取り込んだり、パソコンからデジタルオーディオプレイヤーに音楽を転送する専用ソフト。これまで、iPodやウォークマンの専用ソフトを紹介しましたが、今回はウィンドウズの「Windows Media Player」(以下WMP)。

 WMPにも、デジタルオーディオプレイヤーに音楽を転送できるソフトが用意されていることはご存知でしょうか?最初は、パソコンに音楽を取り込みです。方法は簡単、CD/DVDドライブに音楽CDをセットして「取り込み」タブで表示を切り替え、「取り込みの開始」をクリックするだけ。このとき、特に設定を変更していなければ、内部的にはWMAという音楽圧縮形式で取り込み、自動的に音楽データをコンパクトに圧縮して保存します。他にはCDと同音質を実現できるWMAロスレスや、汎用性の高いMP3を選ぶこともできます。

 取り込んだ音楽をパソコンで再生するためのプレイヤーソフトとしても使えます。パソコンにたくさんの音楽が保存されていても、アーティスト名やアルバム名を一覧表示したり、曲名をキーボードから入力して検索するとことも可能です。デジタルオーディオプレイヤーを持っていなくても、パソコンで作業をしながら、BGMとして使うこともできます。

 また音楽だけでなく、動画を再生する機能もあります。動画再生はWMPだけでなく、iTunesにも用意されていますが、WMPは、動画ファイルのファイル形式で広く活用されているWMV形式に対応しているのが特徴。インターネット上で公開されている動画をクリックして、WMPが自動起動して再生するのは、このような特徴があるためです。

 次は、パソコンからデジタルオーディオプレイヤーに音楽を転送する機能について紹介しましょう。対応機種は東芝の「gigabeat」シリーズやクリエイティブメディアの「ZEN」シリーズなど、そのほかにも多くの製品がWMPを使い転送できます。ここでポイントは、WMPで転送できる製品=WMAファイルを転送できる製品ということです。WMPで音楽を転送できるのは、WMPの初期状態はWMAファイルで取り込むようになっているためです。

 WMPは、音楽をダウンロード購入できる配信サービスも利用できます。「mora」や「e−onkyo music」、「HMV DIGITAL」など、さまざまなサービスを1つのソフトから切り替えて使うことができます。購入した音楽は、自分でCDから取り込んだ音楽と同じように転送できます。ただ、デジタルオーディオプレイヤーが著作権保護されたWMAファイルに対応している必要はあります。

 WMPは、ウィンドウズに標準搭載されているので、見慣れている人も多いはず。WMPでCDなどを取り込んでいて、デジタルオーディオプレイヤーの購入を考えている人は、WMP対応製品を候補に入れてみてはいかがでしょうか?デジタルオーディオプレイヤーを使うためのソフト乗り換え作業が簡略化できます。

プロフィール

藤本健(ふじもと・けん)
ライター兼エディター。デジタルオーディオ機器およびDTM関連を中心に雑誌やWebサイトで試用レポートや解説記事などを執筆。「AV Watch」で藤本健の「Digital Audio Laboratory」の連載、「All About」で「DTM・デジタルレコーディング」のガイドを担当。「サウンド圧縮テクニカルガイド 」(BNN新社)、「コンプリートDTMガイド・ブック」(リットーミュージック)など著書も多数ある。

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