現在位置:asahi.com>デジタル>藤本健のオーディオステーション> 記事 iTunesでオリジナル音楽CDを作成する2008年04月25日 デジタルオーディオプレーヤー(以下、デジタルオーディオ)やパソコンでは、もともとのアルバムの枠を超えて聴きたい曲をプレイリストとして集め、手軽にマイベスト盤を作れることを以前に紹介しました。しかしこのプレイリストはあくまでもパソコンやデジタルオーディオで聴くことに限られ、たとえば居間のミニコンポやクルマのCDプレーヤーでは聴くことができません。そこで今回はCDプレーヤーでもマイベスト盤を楽しめるよう、iTunesのプレイリストを活用して音楽CDを作成する方法を紹介しましょう。
まず最初に、iTunesの設定を確認しておきましょう。「編集」メニューの「設定」を選択し、「詳細」タブの中にある「ディスク作成」タブをクリックします(画面1)。ここではiTunesのディスク作成機能で、どんなディスクを作成するかを設定します。通常のCDプレイヤーで再生できる音楽CDは、iTunesでは「オーディオCD」と表示されています。「MP3 CD」と「データCDまたはDVD」は対応機器やパソコンでないと再生できませんので注意が必要です。初期状態では「オーディオCD」が選択されているはずですが、間違いなくそうなっているか、確認してください。 また音楽CDからパソコンに曲を取り込んだ場合、元のCDによって音量がバラバラになってしまうことがあります。その場合は「サウンドチェックを使う」にチェックを入れておくと、自動的に各曲の音量が調整されます。 次に音楽CDにしたい曲を集めたプレイリストを作成します(画面2)。これは既に作成済みのプレイリストを流用しても構いませんし、CD作成用に新しいプレイリストを作るのもよいでしょう。 ただし注意が必要なのは、1枚のCD−R/RWに書き込める曲の合計時間です。具体的には容量650MBのCD−R/RWならば合計74分、容量700MBのCD−R/RWならば合計80分までの曲を書き込むことができます。この時間を越える曲が含まれているプレイリストから音楽CDを作る場合は、複数枚のCDに分割して作成することができますが、1枚の音楽CDにまとめたい場合はウィンドウ下に表示されるプレイリストの合計時間を確認しておきましょう。 プレイリストが完成したら、左側のソースリストでそのプレイリストをクリックして選択します。この状態でCD/DVDドライブにCD−R/RWメディアをセットし、ウィンドウ右下の「ディスク作成」をクリックすると、オリジナルの音楽CDが完成します(画面3)。 この音楽CD作成機能は、パソコンに取り込んだ曲からマイベスト盤を作る以外にも、iTunes Storeで購入した曲のバックアップにも活用できます。iTunes Storeで購入した曲は、たとえばOSの再インストールなど、パソコンのハードディスクをフォーマットしてしまうと、当たり前ですがiTunesのライブラリからも消えてしまいます。でもこのCD作成機能を使い、購入した曲を音楽CDとして作成しておくと、その音楽CDから再びiTunesに取り込むことができます。不測の事態に備え、購入した曲から音楽CDを作成しておくクセをつけておくと安心ですね。 なお今回はiTunesを例に、パソコンに保存した曲からオリジナルの音楽CDを作成する方法を紹介しましたが、ソニーのウォークマンシリーズで使う「Sonic Stage CP」や、さまざまなデジタルオーディオで利用されている「Windows Media Player」といったソフトにも、同様の機能が用意されています。 ただし、音楽配信で購入した曲を利用しての音楽CD作成は、その配信元レーベルなどにより、扱いが異なります。iTunes Storeで購入した曲の場合は特に制限はありませんが、他の配信サービスではCDへの書き込み回数が一定回数までに制限されていたり、中には音楽CDが作れない曲もありますので注意しましょう。 プロフィール
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