現在位置:asahi.com>デジタル>法林岳之のデジタルトレンド羅針盤> 記事 薄型テレビでBB映像も楽しむ2007年11月25日 みなさんがデジタル関連製品で、もっとも欲しいモノは何でしょうか? 手軽に音楽が楽しめるデジタル音楽プレーヤー、好きな番組をいつでも録画できるHDD&DVDレコーダー、きれいな写真を撮影できるデジタルカメラやデジタル一眼レフなど、いろいろな商品が頭に浮かんでくるかもしれません。しかし、なかでも関心の高い商品と言えば、やはり、薄型テレビでしょうか。この冬のボーナス商戦で、薄型テレビの購入を検討している人も少なくないでしょう。
薄型テレビを購入するとなれば、液晶とプラズマのどちらにするか、サイズはどれくらいにしようか、録画機能はどうするか、最も解像度の高いフルHD対応にするか否かなど、いろいろと検討したい項目がありますし、予算も考えなければなりません。 しかし、ハードウェアの仕様や価格とは別に、薄型テレビでもうひとつ注目したいことがあります。それはインターネットへの対応です。「今さらテレビでインターネットなんて見ないよ」と思うかもしれませんが、それとは違った意味での「インターネット対応」に注目して欲しいのです。 初期のインターネット対応テレビはテレビでパソコンのホームページを見るためのものでしたが、現在ではブロードバンド回線が普及し、つなぎっぱなしの状態でインターネットを利用できるようになり、大容量のデータを伝送できるようになりました。そこで、インターネットを活用した家庭用テレビ向けの新しいサービスがいくつも登場しているのです。 インターネットを経由し、映画やドラマといった映像コンテンツを伝送し、テレビで視聴するわけです。代表的なサービスとしては、「オンデマンドTV」「4th MEDIA(フォースメディア)」「BBTV」などがあります。光ファイバーのサービスと連動した「スカパー!光」や「ひかりone TVサービス」なども提供されています。 これらの家庭用テレビ向けの映像サービスには、一定のスケジュールで放送される番組を視聴できる「放送型サービス」、好きなときに映画やドラマなどを楽しめる「ビデオ・オン・デマンド型サービス」があります。放送型サービスは、通常のテレビ放送と同じように、その時間に放送されている番組を視聴できますし、ビデオ・オン・デマンド型サービスは自宅に居ながらにして、レンタルDVDと同じように、いつでも好きな映像コンテンツが楽しめるわけです。 家庭用テレビ向けの映像サービスを利用するには、各サービス提供会社に申し込み、専用受信機(セットトップボックス)をレンタルなどで用意する必要がありますが、最近ではこれらのサービスを利用する受信機能があらかじめ組み込まれたテレビも登場しています。たとえば、東芝の液晶テレビ「REGZA」には、前述の4th MEDIAの受信機能が搭載されたモデルがラインアップされています。 また、松下電器やソニー、ソネット、シャープ、東芝、日立が設立した会社が提供する「アクトビラ」というサービスもあります。まだ対応製品はそれほど多くありませんが、やはり、同じようにインターネットに接続して、映像を楽しんだり、情報コンテンツの閲覧ができます。アクトビラに対応したテレビであれば、機器の追加や入会手続きをすることなく、テレビをブロードバンド対応インターネットに接続するだけで、これらのサービスを利用できます。いつでも映画やドラマが視聴できる「アクトビラ ビデオ」というサービスも提供されています。 テレビを購入するとなれば、テレビとしての基本的なスペックが気になりますが、デジタルな製品だけに、他のサービスとの連携や機能の連動など、従来のテレビとは違った新しいチェックポイントも増えています。特に、テレビは長く使う製品ですから、新しいサービスへの対応や将来への発展性は、非常に重要です。薄型テレビの購入を検討されるときは、スペックや価格だけでなく、もう少し広い視点で各社の製品をチェックしてみてはどうでしょうか。 プロフィール
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