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コラム「法林岳之のデジタルトレンド羅針盤」

自分に合ったケータイの料金プランを選ぶには?

2008年05月08日

 ケータイを使っていくうえで、誰もが気にするのが料金です。なかでも料金プランについては、いくつも種類があるため、自分の選んだ料金プランが適切かどうかが心配になってしまいます。今回は自分の使い方に合った料金プランを選ぶ方法について、紹介しましょう。

写真NTTドコモのぴったり料金プラン診断

 ケータイはプリペイド契約などの場合を除き、基本的に必ず月々の基本使用料が掛かります。これに加え、通話したときは通話料、通信をしたときはパケット通信料、iモードのようなメールやコンテンツ閲覧を利用するための付加サービス使用料などが掛かります。現在、各社ではユーザーの幅広いニーズに応えるため、基本使用料が異なる数種類の料金プランを提供しています。一部の例外を除き、ほとんどの料金プランには、一定額まで利用できる無料通話分(無料通信分)が含まれており、それを超えたときに加算される通話料の単価は料金プランごとに異なっています。

 たとえば、auの場合、あまり使わない人向けの「プランSS」では基本使用料が3780円に設定され、これに1050円分の無料通話分が含まれ、通話料は30秒あたり21円となっています。これに対し、もう少し使う人向けの「プランM」では月額6930円の基本使用料に4252円分の無料通話分が含まれ、通話料は30秒あたり14.7円に設定されています。つまり、基本使用料が高い料金プランの方がより多くの無料通話分が含まれ、それを超えたときの通話料も割安に設定されています。

 一方、パケット通信料は各社とも基本的な単価(3Gケータイでは1パケットあたり0.21円)が決まっていて、パケット通信料の割引サービスや定額サービスを申し込むことで、パケット通信料の単価を下げることができます。

 これらに加え、昨年来、販売奨励金を切り離した新しい料金プランも選べるようになったため、ケータイのために支払う料金はさらに複雑になった印象が増し、自分に合った料金プランを選ぶのが難しくなっています。

 そこで、携帯電話事業者各社では過去の利用状況などを入力することで、適切な料金プランを診断してくれるサービスを提供しています。NTTドコモとauはケータイのサイトとパソコン向けWebページ、ソフトバンクはパソコン向けWebページでチェックすることができます。具体的な手順については、各社の診断ページやサイト内の説明を参照して欲しいのですが、診断をする際はも最近の請求書や明細書を用意して、それらを見ながら、情報を入力します。もし、請求書や明細書を受け取っていないときは、各社の公式サイトやお客さまセンターで請求内容を確認できるので、診断をはじめる前にチェックしておいてください。診断結果で適切な料金プランが見つかったら、その料金プランに変更することを検討してみてもいいでしょう。

 ただ、これらの料金プランの診断サービスは、あくまでも入力した情報に基づいた診断となっているため、必ずしも割安にならないことがあります。なぜなら、ケータイの利用頻度は月によって違うでしょうし、旅行や引っ越し、休暇といったイベントの有無によっても変わる可能性があるからです。そこで、診断サービスで通話料やパケット通信料を入力するときは、数カ月分の平均を入力したり、利用頻度が変わりそうな夏休みや年末年始などは、前年の利用状況を参考にするのも手です。

 料金プランはわかりにくい印象があるため、契約時に選んだままという人がいるかもしれませんが、各社の診断サービスを利用すれば、自分の利用スタイルに合った料金プランを選ぶことができます。ときどき、診断サービスでチェックしてみて、こまめに変更するのがかしこい使い方です。料金プランの診断は携帯電話事業者各社の系列店でも受け付けているので、サイトでの診断が不安な人は店頭で相談してみるのもいいでしょう。

■携帯電話事業者の料金プラン診断サイト

携帯電話から

・ぴったり料金プラン診断(NTTドコモ)

「iMenuトップ」→「料金&お申込・設定」→「ぴったり料金プラン診断」

・au料金クリニック(au)

「au oneトップページ」→「au style」→「料金・割引」→「au料金クリニック」

パソコンから

・ぴったり料金プラン診断(NTTドコモ)

http://www.docomo−ryokin.net/pc/

・au料金クリニック(au)

http://www.au.kddi.com/clinic/

・料金比較ナビ(ソフトバンク)

http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/tool/

プロフィール

法林岳之(ほうりん・たかゆき)
ITジャーナリスト。パソコンや携帯電話など、幅広いデジタル製品の試用レポートや解説記事を執筆。携帯電話関連では業界No.1サイト「ケータイ Watch」にも連載中。「できるWindows Vista」「できる入門 今日からはじめるパソコン Windows Vista 対応」(インプレス刊)など著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。

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