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ミネベア、航空機部品を増産−米西海岸に軸受新工場

2008年05月13日

 ミネベアは航空機用部品を増産する。航空機向け軸受を生産する米子会社が、年度内にもカリフォルニア州の工場に建屋を建設。ジェットエンジン用軸受の部品などを増産する。航空機用ファスナー(ボルトやリベットなどの締結用部品)では、民間機市場に参入。藤沢工場で生産設備を増強し3年後の売上高倍増を目指す。米国の新工場では08年度に約15億円の設備投資を見込む。

 増強するのは米100%子会社ニューハンプシャー・ボールベアリングズのチャッツワース工場(カリフォルニア州チャッツワース市)。敷地内の倉庫跡地に建屋を建設する。新工場ではジェットエンジン用の変速機で使われるころ軸受の部品を生産するほか、航空機用の中径玉軸受の生産も検討する。本格稼働は09年度以降になる見込み。

 現在の同工場は、主力製品である微小玉軸受の北米における生産拠点。航空機用の軸受は東海岸ニューハンプシャー州の工場で生産してきた。同社の軸受は主要な航空機やジェットエンジンのメーカーに納入実績がある。

 新型民間機の需要が拡大し、今後も年率10%程度の売り上げ増が見込めることから、西海岸の工場でも生産することを決めた。

 ファスナーは、藤沢工場(神奈川県藤沢市)に新建屋をすでに建設済み。08年度には生産設備を順次導入し、量産ラインの本格稼働につなげる。従来の軍用機向けと合わせ、民間機メーカーに向けた営業を強化。現在数十億円と見られる売上高を3年間で倍増させる。

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